12345、6、7、8、9


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━死守━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━



マービンは5枚のプレートでホールの女神像から脱出口を探す作戦を立てた。

東側オフィスには、金庫があった。

ナンバーは分からない。

机にハンドガンの弾があったので拾ってリロードした。

ウィルスゲージ計にカメラ機能があった。しかし画像は10個までしか保存できない。

とりあえず地図を撮り、保存した。にしても万能だな・・・

鍵が掛かっていたので、開けて入った。



そこにはさっき警察の奴らが言ってた怪物だ・・・

皮膚が無いし、脳は露出している・・・それに鋭い爪も持っている

天井にへばりついて、涎を垂らしている。

リッカーだ・・・

こっちを向いてるはずだが気付いてないようだ全く向かってこない。

突然警報が鳴った

リッカーは動き出し、警報機を舌で舐め回した。

そして神経ガスが撒かれたようだ

かなり目にしみる・・・

ウィルスゲージも早くなっている。

急いで地下に行った



ガスは地下までは来ない

するとウィルスゲージ計にメッセージが届いた。

ケビンからだ「ここは神経ガスが散布される。神経ガスは中和剤で中和できる。気をつけろよ」

とあった。

変電室にはシークレットファイルと書いたファイルと地下の地図と中和剤が2つがあった。



それを拾って今度は検死室に入った。

入ると部屋にはさっきのガスが充満してた。

中和剤を置いてスイッチを押すと中和剤が吹き出てガスが薄まっていった。

奥の方にはアメジストのプレートがあった

拾おうとするとゾンビが出てきたが拾ってさっさと部屋を出た。



そしてやっと駐車場についた。

そこから留置所に行くと、

囚人が3人いた。

その1人のベンが俺が拾ったファイルを見ると

「それをくれないか」と言った。

別に必要なものでもなさそうだから渡した。

すると「ありがとう。代わりにこれをやるよ」とサファイアのプレートをくれた。



廊下でヨーコに会った。

再び犬小屋へ行くと中にはゾンビ化した犬がいた

ハンドガンで撃つとゾンビ犬は吹っ飛びその後踏みつけておいて、ガスの中和剤とヨーコが「これ、エメラルドが付いてる・・・」

といって拾ってナップサックに入れていた。



ホールに戻った。

ホールにはケビンとジムとシンディとジョージがいた。

俺とヨーコが持っていたプレートをはめると全て揃い、女神像がせり上がり外に通じてると思う穴があった。

これがマービンが言ってたやつか・・・

その穴にリタが入っていった。



正面玄関に向かうとマービンがゾンビと戦ってた

倒すと「ここに所内の武器を集めといてくれ」と言った

外のゾンビの数が増えて門の周りに集まってきた。

ケビンは所内で3丁ほどデザートイーグルを見つけたと言い置いた。

救急スプレーなども置いておいた。



役に立ちそうなものを探すためにヨーコと地下に行った

地下駐車場のシャッターはホールで開けられる。

ウィルスゲージ計でホールにいるシンディに「地下のシャッターを開けてくれ」

とメッセージを送ると開いた。



スロープにはデザートイーグルに使える50AE弾と、サブマシンガン、サブマシンガンのマガジン、ショットガン、フィルムがあった。

フィルムはベンが欲しがってたのでベンに渡すとサブマシンガンをくれた。

正面玄関に置きに行くとケビンが門に合板を打ち付けていた。

俺も工具を使い全ての合板を貼り付けた。

助けが来るまで足止めしておけるか・・・



武器をいくつか置いておいた。

バッテリーと鉄パイプが置いてたのでビニールテープでつけてパイプに電気が流れるスタンロッドを作った。

2階と屋上にも何かないかケビンとヨーコとジムとで探しに行った。

シンディとジョージはホールで待つと言ってた。



階段でアーロンがゾンビに食われてた。

待合室の金庫の中にデザートイーグルがあった。

2階廊下で緑のコートを着た大柄の男がこっちへ向かってきてる。

普通にゾンビを殴り飛ばして歩み寄ってくる・・・

ゾンビとは違うが人間とも思えない。

予感は的中した・・・

俺達が人間と分かってながら殴りかかってきた

窓に当たりガラスが割れた。

俺達は屋上まで走った



屋上に着くとフレッドがいた。

端のほうで火災が発生してた。

疲れてる様子だ。

扉を開けてさっきの大男が来た・・・

ケビンがデザートイーグル撃ちこんでもなかなか怯まない。

「しつこくつきまといやがって・・・」とつい呟いた

ヨーコがグレネードランチャーで攻撃すると怯んでいた。

グレネードは効果があるようだ

新しく来た大男にフレッドは殴られ、倒れこんだ所に殴りかかった。

フレッドは頭から血を流していた。死んでるだろう。

ケビンが寄って呼ぶが反応は無い

頭にデザートイーグルを5発ぐらい撃つとようやく倒れた。

これもアンブレラの生物兵器だろう



そして休んでいると所内放送でもうすぐ助けが来るから正面玄関に集まれと放送があった。

計画は成功したらしい。

ハーブをかじりながら正面玄関で待ってると門が開いた

ゾンビたちに破られた。

次次と入ってくる

置いておいたマシンガンを撃つが、マシンがだけあってすぐに弾はなくなった。

ケビンも45オートで応戦するがきりがない。

ジョージがカスタムショットガンでぶっ飛ばすも、ショットガンの弾も多くはなかった。

ジムも鉄パイプを振り回しているが今にも折れそうだ。

ポケットに入れてたデザートイーグルで一体ずつ倒した。

幸い50AE弾はヨーコが予備を持っていたから襲ってくるゾンビを倒せた。



そしてようやく助けの車が来た。

外であったのだろう運転しているのは警察官のハリー。

リタが「早く乗って」と言うとみんな乗り込んだ。

俺も最後に乗り込み

リタがこれで全員?」と確認を取るとマービンがいない事に気づき

「マービンはどこ?」と聞く。

ゾンビが車に乗ろうとしてきた。

「バン」響くハンドガンの音。

ゾンビは倒れた

撃ったのはマービンだった

まだホールにいた。

そして「早く行け!俺に構うな早く行け!」とマービンが叫んだ。

車をゾンビが囲みだした

ハリーは慌てて車を発進させた。



「マービン!」リタの叫びはラクーンの空へ消えた。

リタは車の中で泣いている。

ケビンはリタを慰める「あいつは根っからの警官だあんな事じゃくたばらねぇ

それにまだ新人もしごき終わってないしな。そうだろマービン」



俺は勝ち残った。それを責められるいわれはない。

だが俺は同時に負け犬である。

考えてみろ、本当の勝者なんていやしない。



1台のパトカーとすれ違ったR.P.D.の制服を着た警察官と女子大生が乗っていた。

ケビンが「あの新人のレオンだ!の横にいるのは彼女か?けっこう可愛いな。

すげえうらやましい・・・俺はまだ1人もいないぜ

マービンに紹介してやれよ。あと怪物に指一本でも触れさせたら俺が許さねえからな!!」

とそのパトカーに向かって叫んでた。

「このまま街の外に行こう」とケビンがハリーに言うとハリーはスピードを上げた。